2014年1-6月活動報告
1、    オーガニックコットンの栽培試験と製品開発
既に6年目に入った取り組みです。昨年から今年は、中部平野乾燥地帯から1,500Mの高原まで6か所の土地で気候条件を変えてオーガニックコットンの栽培試験を実施しました。

 写真1 シャン高原の試験畑収穫風景
 
内、シャン州の高原では3か所の畑で委託試験しました。1勝2分の成績でした。2014年1月、日本のオーガニックコットンの第一人者近藤先生を案内して視察してきました。世界3大綿の1つともいわれる高品質なピマ種をミャンマーで初めて栽培していて、うち1か所では近藤先生の指導でほぼ予定の品質が成功しました。継続して生産安定と収量向上に取り組みます。この取組は容易ではありませんが、成功できれば参加農家へ高い収入を保証でき、また私達も高品質な2次製品作りに取り組めます。
余談ですがこのピマ種試験的に新潟でも栽培試験始めました。たぶん新潟ではこの品種の栽培は初めてと思います。

  写真2 サウンダー織物学校で制作しているコットンショール
 
昨年のザガインでの委託栽培したコットンを手紡糸にして、草木染し手織りしています。すべて当方で買い取ってショップSAIで販売しています
 
2、    ミャンマーではミャンマー政府組合省小規模企業庁を窓口にして交流・支援活動を継続しています。i-NGOへの公認団体としての申請中ですが、時間がかかっています。一方出来る活動は継続していますので基礎技術講習会も2回目開催し成果が現れています

 ネピドの組合省本庁でMOU、i−NGO申請についてミャンマー政府機関との打ち合わせ

 ミャンマーバゴー管区、マゼイン木工組合に対する第2回目の技術講習会開催
 
3、    国内活動としてはフェアトレード事業を中心にしています。開発品の紹介を通じて国際交流を身近な活動と紹介しながら会のPRに努め、同時に活動資金を得ています。
12回目の今年のミャンマー工芸展では北方文化博物館の正門と西門の2か所で開催して、期間中7500名の来場者を迎え大盛況でした。昨年対比では来場者50%UP,売上20%UPでした。

 ミャンマー工芸展開催中のショップSAIは大勢の入場者を迎えました。
 
4、    フェアトレードタウン世界大会へ参加
3月熊本市で開催された第8回フェアトレード世界大会へミャンマーから2名を招聘して共同事業としてミャンマーでの地域名産品の開発活動と開発品を世界のフェアトレード関係者へ紹介してきました。当方の支援姿勢や開発品の高品質は興味を引き、ヨーロッパやアジアの関係者と好意的な打ち合わせができました。
ただし輸出の折りにはフェアトレードラベル申請(コア団体登録ふくめ)が必要でその取得には経済的負担が大変です。さらには日本での先進地域でもまだ一般の方のフェアトレードに対する関心は低く、形式や理念からの導入では日本での普及は難しいとも感じた参加経験でした。
私たちはモノ作り支援から入っていて、ミャンマーと日本の2つの文化が協力して、世界にオンリーワンで高品質な製品を開発されています。この商品を通じて生産者と消費者を結ぶことで、スムーズに消費者へミャンマーへの関心を喚起する事が出来ていると感じています。そして結果的としてミャンマーでの地域産業支援が継続できる体制が出来ています。私たちのフェアトレード活動は私達スタイルにアレンジして、発展させています。

  ミャンマーの一村一品運動を紹介

  打ち合わせで
 
NPOアジアクラフトリンク 理事長 斎藤秀一
本部:新潟市中央区女池北1-5-11
Shop:新潟市江南区沢海2-16

情報掲載:
にいがたNGOネットワーク
にいがたNGOネットワーク活動報告ブログ